過去最低の黒字申告割合

 10月25日に、国税庁より平成21年度の法人税の申告事績が公表されました。全法人数(約300万法人)のうち黒字申告割合は過去最低の20年度の29.1%をさらに下回り、25.5%という結果だそうです。大ざっぱにいうと4分の3の会社が赤字ということです。最近の新聞記事をみていると上場会社の利益は増加傾向にあるようなので、中小企業だけを拾い出すとこの割合はもっと低いのではないでしょうか。と、思いましたが調べてみると全企業数に占める中小企業の割合は1%にも満たないようです(中小企業庁)から、この黒字申告割合がほぼそのまま中小企業の黒字申告割合なのでしょう。
また申告所得金額については、前年の約38兆円から11%減の約34兆円で3年連続減少だそうです。

景気の悪い情報ですみません。。。